わたしは神待ちをしていました。
家に帰りたくないのもあったし、周りの友達もやっているという事を聞いたのが始めた理由。
ケータイで掲示板を見ていると、一つ変わった書き込みがあった。
「我こそ、本物の神」
という珍しいタイトル。
明らかに地雷だな、と思ったけど面白そうだったので書き込んでみた。
すると。
「愚かな人間め。下賎な人間が、気安く私に声を掛けるなっ、さっさと家へ帰れ」
という書き込みが……。
私はその場でお腹を抱えて笑ってしまいました。
この人、本気で神様になりきっている。もの凄く気になったわたしは彼にアプローチを始めた。
「くだらんっ、わたしは神だぞ。お前のような人間に気を許すと思うたか!!」
何かいい加減くどくなってきたので、わたしはそこで打ち切ってしまった。
それから数分後、あの自称神様からメールが飛んできた。
不思議に思った。まだ一度もメアド教えてないのに……。
中身を見てみると、この前の上から目線の謝罪文と一緒に。
「悩みがあるのなら聞いてやろうではないか」
悩みはあったが、自称神様に話すまでもないのでわたしは「ありません」と返した。
それから自称神様からのメールはありません。あの神様は一体何だったのでしょうか?
友人に話しても知らないらしく、手掛かりはこのフリーメールアドレスぐらい。
でも、自分から連絡を取ろうとは思いませんでした。
だって、確実に頭おかしいでしょ。
おもしろそうな人だったけど。
